化粧品皮膚炎(累積性皮膚炎)cosmeticdermataitis
社会人になって(最近はもっと早いことも多い)化粧品を使い始めて間もない女性に、洗顔後に何も付けないと「顔がつっぱる」という人がいます。これが、化粧品皮膚炎です。
これは化粧品に含まれている界面活性剤(水と油を混ぜるための薬品)が、皮膚(顔)の皮脂膜を溶かすことが主な原因です。
化粧品は、界面活性剤が皮脂膜を溶して皮膚に色素などを付きやすくしています。毎日、化粧品を使用していると皮脂膜の機能が低下して皮膚のバリヤー機能を低下させて、上記の「顔がつっぱる」とういう症状がでます。
さらに進むと、皮膚炎や色素沈着などを起こすことがあります。ただし、皮脂膜の再生能力が高く起こらない人もいますが・・・症状がでなくても皮脂膜の障害は起こっています。症状が軽いので長期に使用すると累積して障害を起こすこともありますので十分な注意が必要です。
治療
皮膚科医の言うことより、化粧品の販売ウーマンやお友達の言うことを信用する方が多いです(笑い)
私達皮膚科医は皮膚のプロです。最小の労力で最大の効果をあげるような美容法の知識ももっています。実行するかどうかは哲学の問題ですが、効果が無くても副作用があることも多いので、是非、御相談ください。また、化粧品はねずみ講になっていることも多いので気を付けて下さい。
