皮膚科全般

毛虫皮膚炎

椿や桜の木の下にいった後に、首すじや肩に出来ることが多いですが、衣服を着ていても体にもできることがあります。直接毛虫がかみつくのではなく、棘がささっておこるので、干している時に毛虫が落ちてきた衣類を着ても起こります。
最近は樹木の消毒をしないので、とても多いです。葉っぱのついた樹があったら毛虫がいると思って気を付けましょう。

チャドク蛾の幼虫の場合は、椿やサザンカの木にいて庭木の手入れや公園の散歩でなることがあります。手で取り除くのがよいとされています。

発生するのは、年2回で6月~8月と9月~10月といわれていますが、年によって差があります。蒸し暑い年は多いです。 葉っぱの付いた木の下に行くときは気を付けて下さい。

 

治療

擦ると針が侵入するので粘着テープで取り除くのがよいとされています。
やられると只の虫刺されより、ひどいことが多いので、強めのステロイドが有効です。跡形になってしまうと時間がかかります。