皮膚科全般

湿疹(しっしん)

私が皮膚科医になリ始めの頃に、皮膚病は湿疹に始まり、湿疹に終わるといわれたことがありました。

皮膚を通して、または、べ物など口から入った刺激物(異物)が皮膚で炎症反応を引き起こし、これを湿疹反応と言います。湿疹反応は多彩な皮疹が時間を追って進行し、混在するのが特徴で、さまざまな皮膚疾患との鑑別が必要です。反対に、多くの皮膚疾患が湿疹との鑑別が必要といえるかも知れません。

皮膚科の患者さん1/3~1/5を占める病名です。ブツブツ、小さい水泡、紅班、かさぶたなどが混ざって出来、かゆみがあります。 湿疹、皮膚炎は病型によって、さまざまな分類があるが、むしろ、病因が比較的あきらかにされている下記に分類される病型が最近は用いられることが多い

  1. 接触性皮膚炎
  2. 脂漏性湿疹
  3. アトピー性皮膚炎
  4. 貨幣状湿疹
  5. ビーダル苔癬(近年は、慢性湿疹に含まれることが多い傾向があります。)
  6. 自家感作性湿疹
  7. その他湿疹に含まれる疾患
  • 主婦湿疹
  • 進行性指掌角皮症
  • 異汗性湿疹
  • うっ帯性皮膚炎
  • 顔面単純性粃糠疹
  • 口囲湿疹
  • 皮脂欠乏性湿疹

 

治療

治療は原因を見つけて、原因を取り除く。個々の、疾患によって治療法に違いがあります。ステロイドの外用や抗ヒスタミミン剤の内服が有効です。